設備の紹介
一ノ宮脳神経外科病院では最新の設備を備えて患者様本位の治療を行っております。
クモ膜下出血・脳出血・脳梗塞などの脳血管障害、また脳腫瘍、交通事故などによる頭部外傷や脊髄損傷等々あらゆる脳疾患に対応可能です。
MR(磁気共鳴断層撮影装置)3.0T
シーメンス社 MAGNETOM Skyra fit 3.0T
脳血栓・脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤・脳動静脈奇形・水頭症、また 腰椎・頚椎・椎間板ヘルニア等の脊髄疾患の発見に有効です。
【検査時間:約10分】
■特徴
3.0T(テスラ)という強力な磁場を用いて、複雑な疾患をより迅速・確実に診断・評価することが可能になりました。
CTに比べ被ばくの心配はありませんが、強力な磁場を伴なう為、MR検査入室には多くの制約と注意があります。
■3.0T MRI撮影に伴う注意
- 強力な磁場を伴なう為、磁性体や金属・機械類の持ち込みができません。
- 通帳・クレジットカード等はデータ破損の恐れがあります。
- 時計・ピアス・ヘアピン・入れ歯・補聴器・カイロ等、金属等はあらかじめ外しておいて下さい。
- カラーコンタクトレンズは事前に外しておいてください。
- お化粧(マスカラ・アイシャドウ等)を事前に落としていただくことがあります。
- 過去手術等で体内に金属(クリップ・コイル・ボルト等)がある方、人工機器・補助機器等を装着・埋込みのある方などは撮影できないことがあります。
- 上記以外にも、確認させていただく事項があります。思わぬ事故を防止するため、ご協力をお願いします。
MR(磁気共鳴断層撮影装置)1.5T
シーメンス社 MAGNETOM Avanto fit 1.5T
脳血栓・脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤・脳動静脈奇形・水頭症、また 腰椎・頚椎・椎間板ヘルニア等の脊髄疾患の発見に有効です。
【検査時間:約10分】
■1.5T MRI撮影に伴う注意
- 強力な磁場を発生していますので、磁性体等の持込ができません。
ただし、磁場の大きさが3.0Tに比べ半分であるため、過去手術等において体内に金属等のある方なども、種類・条件により撮影が可能な場合があります。
問診により判断致しますので、ご協力お願いします。
64列マルチスライスCT【2022年3月より稼働】
シーメンス社 SOMATOM X.cite
脳出血・脳腫瘍・水頭症・脳挫傷・頭蓋骨骨折の発見に有効です。
【検査時間:約3分】
■特徴
AIを搭載し、患者の条件に合わせた最適な撮影条件を導き解析します。
撮影時間の短縮が期待されます。
CT機器としては圧倒的に少ない被ばく線量による撮影を実現。
これまでの64列CTを上回る128列レベルの撮影を実現。
DSA(血管撮影装置)【2019年8月より稼働】
シーメンス社 Artis Q BA Twin
脳動脈瘤・脳動静脈奇形・動脈閉塞・狭窄等の脳血管疾患の精査、血管塞栓術・血管拡張術等の血管内手術。また胸腰椎圧迫骨折等の治療も可能。
■特徴
頭頸部や腹部の血管の検査・治療を行います。
血管の狭窄により十分な血流が確保されない場合はバルーンやステントと言った器具を用いて狭窄している部分を広げます。
また動脈瘤に対しては3次元で形状を観察し、安全な方法で破裂を未然に防ぐ治療を行います。
同時に2方向から観察できるので造影剤の使用量を少なくすることができます。