当院で受けられる検査
放射線検査
一般撮影検査
胸・腹部の撮影では肺や心臓、腸管などの体内の臓器の状態を、また骨の撮影では骨折や関節疾患の発見に有効です。
MRI検査
脳出血・脳血栓・脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤・脳動静脈奇形・水頭症、また頸椎・腰椎椎間板ヘルニア等の脊髄疾患の発見に有効です。
CT検査
脳出血、脳血栓、脳梗塞、脳腫瘍・水頭症・脳挫傷・頭蓋骨骨折の発見に有効です。
DSA検査
脳動脈瘤、脳動静脈奇形、動脈閉塞・狭窄等の脳血管疾患の精査を行います。
検体検査
生化学検査
血液中の成分を自動分析装置で測定し、肝臓・腎臓・膵臓の機能検査、脂質や糖の検査、炎症反応の検査を行います。
血液学検査
専用分析装置で血液中の赤血球、白血球、血小板の数を測定し、貧血や炎症反応、凝固機能などの検査を行います。
一般検査
尿中の糖、タンパク、潜血などを検査します。他に便や髄液の検査も行います。
生理学検査
心電図
安静心電図
心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患や、不整脈などの検査に有効です。血液中のカルシウムやカリウムの異常も分かります。
運動負荷心電図
心臓に運動による一定の負荷を与えて、安静時では認められない不整脈や狭心症などの心疾患の検査に有効です。
ホルター心電図
胸に電極を貼り、長時間(24時間)の心電図を記録し、日常生活で不整脈や心筋虚血が起きるかなどの検査に有効です。
脳波
てんかん、脳の感染症、代謝異常・中毒、脳血管疾患などの検査に有効です。
誘発電位
ABR 聴性脳幹反応
内耳から脳までの音の伝わりを電気的な反応で見る検査です。感音性難聴、めまい、幼少児の難聴、脳幹部障害、意識障害などの検査に有用です。
SEP 体性感覚誘発電位
弱い電気を神経に与えることで末梢から頭に至る長い神経の機能を調べます。脳梗塞などの血管障害、脳腫瘍、脳変性疾患、脳脱髄性疾患、脊髄障害などの検査に有用です。
NCS 誘発筋電図
体表から神経に電気刺激を行い、運動障害や知覚障害の原因が末梢神経によるものなのか、他に原因があるのか、末梢神経に障害がある場合はその障害部位や程度などを調べるのに有用です。
各種エコー検査
腹部エコー検査
肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、脾臓が主な対象となり、腫瘍や炎症、ポリープ、腹部大動脈瘤などの検査に有用です。
心臓エコー検査
心筋の動きの判定、心臓が送り出す血液の量の測定、心臓弁の異常、先天異常(心室や心房の間の穴など)、心臓壁や心房または心室の拡大などの検査に有用です。
頸動脈エコー検査
首の血管に超音波をあてて検査します。全身の動脈硬化度の評価の指標となり、頸動脈狭窄や閉塞、あるいは脳塞栓になり得る動脈硬化性血管病変の検査に有用です。
輸血検査
安全に輸血ができるように、輸血検査(血液型、不規則抗体スクリーニング試験、交差適合試験)を行います。